サクラ大戦 年表《前史》

   
西暦(年) 和年号 月日 出 来 事
1520 永正17
風水都市「大和」建設
1521 大永1
北条氏綱主導による「降魔実験(別称:放神の儀)」開始
1524 大永4
武蔵国渋谷の領主渋谷氏、北条氏綱によって滅ぼされる(葵叉丹によるとする説有り)

「降魔実験」失敗。「裏御三家」介入。氏綱、魔神器を使用。「大和」沈没
以後、北条氏綱の消息不明
1530頃

降魔の初見(『百鬼妖怪襲来図』)
1536 天文5 1/1 天海、陸奥国(福島県)で誕生 ※注1
1600 慶長5 9/15 関ヶ原の合戦勃発。天海、東軍(徳川方)として参陣、降魔を実戦導入する
1603 慶長8 3/3 日本橋架橋
3/25 江戸幕府成立
1612 慶長17
江戸銀座の興り
1625 寛永2 11月 天海、上野に東叡山寛永寺を建立
1637 寛永14 10/25 島原の乱勃発
1638 寛永15 2/28 原城陥落により島原の乱終結
2/29 天海、原城に姿を現す
1642 寛永19
鎖国の開始
天海による傀儡政治が始まる
1643 寛永20 10/2 天海の暗殺未遂事件発生。以後、天海行方不明に
このころ、小田原藩士神崎万次郎により神崎風塵流長刀術が創始される
1657 明暦3 1/18 明暦の大火による降魔の大量発生。「裏御三家」魔神器の使用により降魔を封印する
1698 元禄11 9/6 寛永寺焼失。翌年再建
1793 寛政5
千葉周作成政、誕生 ※注2
1804 文化1
「大江戸大空洞」発見
1820 文政3
千葉周作、北辰一刀流を立てる
1822 文政5
千葉周作、真宮寺家を訪ねて奥州へ
江戸に帰り玄武館を開く
1826 文政9
木喰(黒鬼会五行衆)、誕生
1834 天保5
真宮寺龍馬、仙台で誕生
1844 弘化1 10/29 神崎忠義、相模国(神奈川県)で誕生 ※注3
1849 嘉永2 9/15 花小路頼恒、相模国(神奈川県)で誕生
1850 嘉永3
幕府による極秘空中戦艦建造計画、通称「星龍計画」発令
1851 嘉永4
真宮寺龍馬、千葉周作の門下生となる
1855 安政2 8/15 山口和豊、甲斐国(山梨県)で誕生
12/10
(12/13)
千葉周作、死去
1856 安政3 5/12 宮田恭青、常陸国(茨城県)で誕生
1860 万延1 9/22 タレブー婦人、フランスで誕生
1861 文久1 4/1 米田一基、江戸(東京府)で誕生

月山学、誕生

神崎忠義、小田原藩を出奔。米国へ向かう
1862 文久2 4月 米国南北戦争勃発
5月 南軍総司令官アルバート・ジョンストン戦死。リー将軍が後任に就く
以後、ブードゥー教徒呪殺部隊を擁した南軍の快進撃が続く
11/6 ルネ・レノ、フランスで誕生
1863 文久3 7/1 「ゲティスバーグの奇跡」が起こる
7/3 南軍の戦線が崩壊、北軍の反撃が始まる

妖力を防ぐ特殊鋼「シルスウス鋼」が発見される
「人型蒸気」実戦投入
1865 慶応1 4月 リッチモンド陥落により、南北戦争終結

金井秋声(白龍)、誕生
1866 慶応2
神崎忠義帰国
10/1 ロランス・ロラン、フランスで誕生
1867 慶応3
幕府蒸気隊隊長として、神崎忠義再度渡米
1868 明冶1
忠義、米モトロール社より人型蒸気の買い付けに成功、米式機動兵器「スタア」輸入
この後数年間、忠義「スタア」とともに姿を消す
1869 明冶2 1/28 迫水典通、日本で誕生
1871 明冶4
忠義、加藤四郎、松本考雄らとともに「神崎蒸気商会」を設立
1872 明冶5 3月 神崎重工株式会社設立
6/10 神崎重樹、神奈川で誕生 ※注4
9/12 新橋〜横浜間に鉄道開通
10月 銀座京橋以南の煉瓦街完成
1873 明冶6
神崎重工、初の国産人型蒸気「富士」を完成
1879 明冶12
山岡鉄舟、剣術師団「抜刀隊」設立。米田一基入隊
米田一基と花小路頼恒(当時男爵)の出会い
9/27 緒方星也、誕生
10/25 グラン・マ、フランスで誕生
1880 明冶13
千葉助、誕生
2/26 京極慶吾、栃木で誕生
4/9 ジム・エビヤン、フランスで誕生
6/2 真宮寺一馬、仙台で誕生 ※注5
1881 明冶14
米田一基、陸軍少尉となる

パーシー・ホワード、イギリスで誕生
1882 明冶15
米田一基、陸軍中尉に昇格
3/24 ジャン・レオ、フランスで誕生
1883 明冶16
神崎重工、軍用人型蒸気試作機「天神」完成
3/13 真宮寺若菜、仙台で誕生
11/27 神崎(冴木)雛子、浅草新富町で誕生
1884 明冶17
神崎忠義、男爵位を授かり華族となる
7/13 ジャンク・ドニクール、フランスで誕生
1885 明冶18 5/21 浅草花屋敷(花やしき)開園
8/23 カリーノ・ソレッタ、イタリアで誕生
1886 明冶19 4/26 ロベール・シャトーブリアン、フランスで誕生
1888 明冶21 8/1 江田島海軍兵学校、開校 ※注6
8/8 太田斧彦、長野で誕生
10/6 マルグリット・シャトーブリアン、フランスで誕生
1889 明冶22
ユーリー=ミハイル・ニコラーエビッチ、ロシアで誕生 ※注7
1890 明冶23 11/13 浅草十二階(凌雲閣)完成
1890頃

神崎重工「霊子核機関」の開発を開始
1892 明冶25
鈴野十浪、誕生
1893 明冶26
迫水典通、フランスへ留学
1894 明冶27
銀座服部時計店の時計塔完成
8/1 日清戦争勃発。米田一基陸軍中佐、負傷するも戦功をあげ、大佐に昇格する
1895 明冶28
銀座四丁目に洋食屋『煉瓦亭』開店 ※注8
12/4 清流院琴音、千葉で誕生
1896 明冶29
金剛(黒鬼会五行衆)、誕生
1897 明冶30 6/6 山崎真之介(葵叉丹)、誕生

神崎活動写真株式会社(神映)設立

火車(黒鬼会五行衆)、誕生
1899 明冶32 7/31 藤枝あやめ、東京で誕生

「星龍計画」変更。超弩級空中戦艦「ミカサ」建造開始

土蜘蛛(黒鬼会五行衆)、誕生
1900 明冶33 4/14 藤井かすみ、茨城で誕生

神崎重樹、神崎活動写真株式会社社長に就任。第1回神映新顔(ニューフェイス)にて冴木雛子(芸名:ひな)、女優デビュー
1901 明冶34 10/21 藤枝かえで、東京で誕生

鹿沼草十、誕生
1902 明冶35 5/20 榊原由里、静岡で誕生
11/11 加山雄一、和歌山で誕生

ロシア人外交官ブリューソフ=ワリー・ドミートエビッチと日本人女学生橘須磨がウクライナで結婚する
1903 明冶36 1/3 大神一郎、栃木で誕生
6/19 マリア・タチバナ、ロシア(ウクライナ、キエフ)で誕生
9/7 桐島カンナ、沖縄で誕生
11/16 影山サキ(水狐)、千葉で誕生
1904 明冶37 2/8 日露戦争勃発。マリアの母須磨にスパイ容疑がかかり、一家3人シベリアに流刑される
米田一基陸軍少将、満州総司令部所属特殊戦闘中隊長として参戦
12/15 フィリップ・ディ・マールブランシュ、フランスで誕生
1905 明冶38
長春大会戦後の撤退戦において第五軍参謀長米田一基陸軍少将に戦功あり、中将に昇格
5/3 松本タケシ、仙台で誕生
7/28 真宮寺さくら、仙台で誕生
11/13 ロベリア・カルリーニ、トランシルバニアで誕生
1906 明冶39 2/14 丘菊之丞、群馬で誕生
3/3 李紅蘭、中国北京で誕生
6/1 メル・レゾン、フランス・リヨン地方で誕生

神崎重樹と冴木ひな、結婚

ラチェット・アルタイル、アメリカで誕生
1907 明冶40 1/8 神崎すみれ、神奈川で誕生
7/7 ソレッタ・織姫、イタリアで誕生
12/25 高村椿、東京・浅草で誕生

茜、誕生
1908 明冶41 5/22 北大路花火、フランスで誕生
1909 明冶42 2/4 シー・カプリス、フランス・レンヌ地方で誕生
4/18 グリシーヌ・ブルーメール、フランスで誕生
8/15 エリカ・フォンティーヌ、フランスで誕生
12/24 レニ・ミルヒシュトラーセ、ドイツで誕生
1910 明冶43
浅草雷門焼失。シルスウス鋼にて再建される
3/20 野々村つぼみ、神奈川で誕生 ※注9
5/19 鈴野十浪、死去 ※注10
1911 明冶44 10/10 支那清朝において辛亥革命勃発
11/12 銀座七丁目に『カフェー・パウリスタ』開店

北大路花火、フランスへ渡る
1912 明冶45 1/1 南京において中華民国成立。臨時大総統に孫文が就く
1/15 清朝の袁世凱将軍が反旗を翻し、北京で清朝軍と戦う。その戦闘に巻き込まれ紅蘭の父・策杏以下家族は戦死。難民となった紅蘭は大連郊外で農業を営む満州族の趙家に助けられ、そこの里子となる

『サクラ〜鈴野十浪短編集〜』出版。半年で絶版となる
太正1 7/30 明冶天皇崩御、太正に改元

ブリューソフ、肺炎のため死去

マリア、ロシア革命グループに参加

帝国陸軍対降魔部隊設置。米田一基陸軍中将、真宮寺一馬陸軍大佐入隊
1913 太正2 7/5 アイリス(イリス・シャトーブリアン)、フランス・シャンパーニュで誕生

橘須磨、肺炎のため死去

山崎真之介特務中尉、対降魔部隊に入隊

神崎すみれ、女子学習院小学科に入学

大阪でキャラメルが初めて発売される。以後、子供たちに大人気となる

ジム・エビヤン、警部補に昇進
1914 太正3
藤枝あやめ特務少尉、対降魔部隊に入隊
8/4 英国、ドイツに宣戦布告。欧州大戦勃発
人型蒸気「スタア改」が実戦投入される
9月 アイリス、初めて超常能力を発動
以後、アイリスはその力を恐れた一族によりソローニュ城に軟禁される
10/10 コクリコ、ベトナムで誕生
1915 太正4
カンナの父桐島琢磨、林如との果たし合いによって命を落とす
4/4 「ミカサ」建造によって弱まった地脈(霊力)の隙間から降魔が出現、帝国陸軍対降魔部隊出動して降魔と戦う。「降魔戦争」の勃発
1917 太正6 11月 ロシア革命勃発
11/6 マリアの所属する革命軍ボルガ第三連隊、モスクワにて政府軍と交戦。マリアの隊の隊長ユーリー=ミハイル・ニコラーエビッチ戦死
この後、マリアはニューヨークへと渡る

山崎真之介、「轟雷号」「翔鯨丸」の設計を行う

この頃より、ドイツで強力な霊力を持つ兵士を育成する「ヴァックストゥーム計画」が開始される
1918 太正7
ブルーメンブラッド事件。藤枝かえでの手によりドイツの秘密組織ブルーメンブラッド解体。実験体であったレニが救出される
1月 御前会議において帝都放棄が決定
1/8 対降魔部隊、日本橋地下へと突入。
真宮寺一馬、「破邪の血統」と魔神器を用いて降魔を封印、「降魔戦争」終結
山崎真之介、行方不明に
3月 真宮寺一馬、死去

ラチェット・アルタイル、星組計画に参加。
欧州の星組、解散
1919 太正8
霊子力学理論、確立

神崎重工、世界初の蒸気併用霊子機関を完成

神崎重工、国産初の蒸気併用霊子機関搭載型人型蒸気(通称「霊子甲冑」)の試作1号機「桜武」を完成。川崎工場にたまたま居合わせた神崎すみれの試乗により、初めて霊子甲冑が起動
ほぼ同時期、ドイツでプロトタイプ型霊子甲冑「アイゼンクライトT型」完成。が、機体の暴走が相次ぎ、開発中止
1月 藤枝あやめ特務中尉、花小路頼恒の護衛でニューヨークに赴く。そこでマリアと初の接触
3月 「帝国華撃団構想」始動
3/3 紅蘭、趙家にある村を襲った馬賊と戦う。その際、あやめにスカウトされる
4月 紅蘭、神戸のパーシー・ホワードのもとに身を寄せる
大神一郎、江田島の海軍士官学校に入学する
10月 初代大帝国劇場、着工
天海、葵叉丹の反魂の術により復活
1920 太正9 あやめ、桐島カンナと接触。カンナ、帝国華撃団への入隊を承諾
カンナ、恵拳武術大会に参加
夏(冬) あやめ、マリアと再会。マリア、帝国華撃団への入隊を承諾 ※注11

霊子甲冑試作機「三色スミレ(ムラサキ・キ・シロ)」完成。以後、神崎すみれによる試験が続く

芝公園に「帝都タワー」が建設される

「轟雷号」製造開始

ジム・エビヤン、警部に昇格
1921 太正10 4月 山崎真之介、日光輪王寺の天海墓所を訪れる

「黒之巣会」結成
6/18 アイリス、事件に巻き込まれ初めて城の外へ。あやめ、アイリスの両親を説得
7/5 アイリス、両親より豪華客船「イリス号」を贈られる
9月 藤井かすみ、大帝国劇場に事務員として就職
10月 アイリスとあやめ、「イリス号」にて日本へ。神戸にて紅蘭と合流後、東京へ向かう
紅蘭、花やしき支部に配属
11月 マリア、カンナ、アイリス、浅草にて降魔と遭遇。苦戦の末に撃退
12/1 榊原由里、大帝国劇場に事務員として就職
1922 太正11 1/1 「帝国華撃団」発足。マリア、カンナ、アイリス花組に配属。花組初代隊長はマリア・タチバナ
少女歌劇「帝国歌劇団」結成
1月 「日本蒸気自動車協会」設立。初代総裁に神崎重工社長、神崎重樹
4/1 「帝国華撃団及び歌劇団服務規則」「同細則」制定
4/8 銀座四丁目に大帝国劇場落成
5月 神崎すみれ、あやめにスカウトされ帝国華撃団に入隊
7/1 花組帝劇落成記念初公演「レビュウ・ショウ」公演
9月 神崎重工と帝国華撃団工廠の共同開発による実戦配備型霊子甲冑「光武」完成。帝国華撃団・花組に配備
「轟雷号」「翔鯨丸」完成。帝国華撃団・風組に配備

黒之巣会、魔操機兵の製造に着手
1923 太正12 メル・レゾン、巴里第四大学経済学部に入学
3/19 カンナ、帝撃を出奔。香港に向かう。その後、修行のため沖縄へ。 ※注12
3月 真宮寺さくら、花組に入隊
さくら、上野公園で魔操機兵を一刀のもとに切り捨てる
花組3月公演「ジュリオとロミエット」公演
初の光武搭乗実戦訓練を御殿場演習場にて実施
佃島相生橋に黒之巣会出現。霊子甲冑による初の実戦
戦闘により相生橋大破
有楽町帝撃通信局開局
大神一郎、江田島海軍士官学校を卒業

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