☆4.14顛末記

 1999年4月14日。この日は私、成山和尚にとって非常に意味深い、そしてサクラ的にとても充実した1日でした。

 まず、午前2時にこのHP『桜花曲輪』を開設するところから始まりました。念願の個人ページ。しかもサクラ大戦のページが開設できるなんて、数ヶ月前には夢にも思いませんでした。このホームページを開設するにあたっては、数多くの方のご協力がありました。また勝手ながら、様々なサクラ大戦のwebページを参考にさせていただきました。この場を借りて感謝の言葉を述べさせて頂きます。本当にありがとうございました。

 さて、朝の9:50。私は池袋にいました。そう、今日14日は藤井かすみさんの誕生日。太正浪漫堂にて誕生日記念のプレゼントがもらえるのです!(って普通逆か(^^;;)。というわけで池袋GIGOへと向かったわけですが、着いてみたらまあなんと、早くも10人ほどが列を作っているではないですか(笑)。中には明らかに会社員風の人もいて……仕事はどうした、おいとか思っちゃいました(^^;;

 10時の開店とともに5階の太正浪漫堂へと向かう。開店のときにはすでに20人くらいの人が集まっていました。浪漫堂に着くや否や、私は三人娘クリアファイルと三人娘缶バッチを手に取りレジへ直行(^^;;)。プレゼントをゲットできましたぁ(^o^)。で、その気になる中身は……『水戸銘菓 のし梅』。おおっ、茨城もので来たかっ(かすみさんは茨城出身)!! これはちょっと予想外でしたね(私はお茶関連のものかと思ってました。っつーか希望してました(笑))。ちなみにまだ食べていません(^^;;)。後でゆっっくり味わいたいと思います(^^)

 さてさて、ところかわって日本青年館。今日ここで歌謡ショウ3『紅蜥蜴』の製作発表会があるのです。幸運にもチケットが当たった私は早速いってまいりました。

 まず入り口にて入場券を見せ、中に入る……おお! コスプレしてる人がいるぞ(^^)。えーと、大神(モギリ服)、紅蘭(チャイナドレス)、アイリスが大きい方とちっちゃい方(6〜7歳ぐらい)の二人、そしてレニ(冬服)と椿ちゃん(法被)か……ん?あの紅蘭とちびアイリス(^^;)は親子なのかな? それから椿ちゃんの法被を着た男がいたけど、これはもちろん椿ちゃんのコスプレとは認めません(ばく)

 会場に入る。結構女性も多い。普段男が9割以上を占めるような声優イベントにしかいかない私には結構新鮮な光景だ(^^;;)。私の席は1階の一番後ろか。うーん、よく見えない(ToT)。

 7時。いよいよ発表会の始まり。まず司会進行役の広井王子さんが登場。何故か豪華な音楽(のちにこれは歌謡ショウ用の新曲と判明)が流れ、ステージ上にスモークがたかれる(^^;;)。でも普通の登場だった(笑)。広井さんが歌謡ショウに対する思い入れを語る。「子供のころに観た国際劇場の光景が忘れられなくて」「45歳になってこんな素敵な舞台が創れるなんて大変幸せです」。

 続いて、セガのコンシューマーなんたら部の副部長の宇津見さん(字はわからぬ)が登場。入交社長の代理らしい。とりあえずドリームキャストの宣伝をする宇津見さん(笑)。そして、田中公平さんの登場。「最初の『愛ゆえに』の時は30人ぐらいの取材の方たちだけの発表会でしたが、今回、こんなにも大勢のファンの皆さんの前でできるなんてほんとすごいことだと思います。これも皆さんのおかげです」。

 いよいよ出演者の登場。まずはさくら役の横山智佐さん。「今年も厚生年金会館に夏の”サクラ”を咲かせます!」。続いてすみれ役の富沢美智恵さん。「今回『紅蜥蜴』ということで、一番顔が爬虫類に似ている私が主役になりました(笑)」。マリア役の高野麗さん「今回も皆さんに楽しんでもらえる舞台をつくっていきます」。アイリス役の西原久美子さん「数々の奇跡が起こる『サクラ大戦』ですが、一番の奇跡は私西原久美子がアイリスというちっちゃくてかわいらしい子供を舞台で演じていることでしょうか(笑)」。紅蘭役の渕崎ゆり子さん「久しぶりにこの衣装(冬服)を着たんですけど、太っちゃってて(笑)、チャイナドレスじゃなくてよかったかなと(笑)」。渕崎さん、テーブルに着く前にマイクを70cmぐらいの低さにする。広井「このマイクの高さで次がどなたかわかりますね(笑)」。そして、身長2mのカンナ役、田中真弓さん登場。「あのさぁ、確かに格好悪いからマイク少し下げといてって言ったけどさぁ、ここまで下げなくてもいいでしょ(笑)。ありんこじゃないんだから(笑)」。さらに、かえで役の折笠愛さん「2mのカンナのあとは、マイクも高いわねぇ(笑)」、そして大神役の陶山章夫さん「今年も皆さんの代表として、楽しめるような舞台にします!」

 広井王子さんによる公演についての正式発表。

 田中公平さんによるプレス向けの説明がありました。
田中「……というわけで『2』も大ヒットを収め、そして『3』は……」
広井「ちょっとちょっと、ダメだって。まずいよそれ言っちゃ」
田中「だってここに書いてあるし……」
広井「いくらアドリブでもだめなの(笑)」
 という次第で『サクラ3』については言及なし。
田中「サクラ大戦の魅力の一つとして数多くのメディアミックスがあります。……あとはコミック連載とTV、映画が残ってますが……どうなんですか、広井さん?」
広井「…………」
田中「あれ、石になっちゃったよ(笑)」
 というわけでこれまた言及なし。

また、今回の歌謡ショウ用に新曲を10曲作るとのこと。確認できた曲目は、

 これらを収めたCD「新・歌謡全集」は7/7発売。また「これがレビュウ!」「激!帝国華撃団(改)2」を収めたシングルが6/2に先行販売されます(初回特典がつくようです)

 で、このあとトークショーやプレスの質問などがあるのですが、このあたりからメモを取り忘れているので(^^;;)、記憶にある部分を抜粋してお届けします。

 そして、一番会場を沸かしていたのがこの人、田中真弓さん。プレスの質問の時に役者でありながら手を挙げ(^^;;)、こう質問。
「巷のうわさで『サクラ3』にはカンナはでないと言われているんですが……それから舞台のほうも年齢順に引退していくと聞いているのですが、これって役の年齢なんでしょうか。それとも役者の年齢なのでしょうか?(笑)」
 これに対して広井さんは「『3』についてはノーコメント。あと年齢だけどカンナはまだ10年たっても現役でできるよね。真弓さんは10年後は?」
田中「……50と4つ(笑)」
広井「(笑)でも舞台も続けたいでしょ、うん」
 ……これは、キャラ変更はない、ととっていいんでしょうか。

 さて、最後はかえでさんと大神のトークを交えながら、「愛はダイヤ」「愛ゆえに」「つばさ」「激!帝国華撃団(改)」が熱唱されました。

 そして、最後はアンコールに応えて……「全国の大神中尉に、敬礼!」

 以上が、1時間半にわたって行われた製作発表会のレポートです。発表会に関しては記憶が曖昧なところもあるので勘違い等も多々あると思いますがご了承くださいませ。


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